ジャージの下は小宇宙(仮)

オタクが主婦に擬態しています。

ママコミュニティに入れない

3歳長女の冬休みが終わり、またお迎えの日々が始まった。

周りのママさん達のコミュニケーション能力、本当に凄いと思う。
特に年少組は知り合ってまだ僅か1年足らずなのに、いつも和気あいあいと会話を楽しんでる。
恐らくお迎え組は40人くらいかな。そんな中で毎日一人でポツンとしているのって、多分、パパさんやジジババを除けば私だけ。
いや、逆に凄いな、私。

一人を好んでいるのかと言えばまあ嘘ではないけれど完全にそうとも言い切れない。
私だってママ友はほしい。皆と仲良くなりたい。ねえこの後暇ならうち来なーい?とか言ってみたい。

でも、気が合う人に出会うのってすごく難しい。し、仲良くなるまでの道のりを考えると果てしなく遠くて。
しかも私という人間の大半を形成するオタク属性を開けっぴろげにできる相手ってきっとそうそう居ない。自分のそういう部分を隠して人付き合いをするのは相当窮屈だし、そもそもそれ以外の会話の引き出しを私は何も持っていないのだ。単なるコミュ力の欠如なんだけど。

そういう面倒な部分を乗り越えてまで仲良くなりたいのかと言えば、それならば一人で良いやと自ら関わりを避けてしまう。目が合えば挨拶くらいはにこやかにしてるけどさ。

私は2●年生きてきた中で、人付き合いをきちんと学んでこなかったように思う。
学生時代も前述のと全く同じ理由で、同世代の女の子たちとの関わりを避けてきた。仲良くする相手といえば、細かいことを気にせず何でも笑い話にしてくれる男子達や、10個近くも年上の人達ばかり(当時とある趣味で所属していたコミュニティの年齢層が高かった)。そのコミュニティには女性も多かったけれど、ほぼ唯一のティーン世代だった私はとても可愛がられて、今にして思えば散々甘やかして貰った。
そのため同世代の女子との付き合いはどこかつまらなく、物足りなかった。

私は決して同世代の女子達に嫌われていた訳ではなく、寧ろ皆仲良くしようとしてくれていた。問題児だった私を皆見放さずいつも気に掛けてくれていたように思う。
それでも私はへらへらと気遣いを受け取るふりをして、その実、内心では突っぱねていた。
どうせ私のことを深く知れば離れていくんでしょうって。
ガキだなー。

だもんで今更同世代の女性とどう接していいのか分からないんだな。
楽チンなんだけどさ。楽≠楽しい、だしな。
うん、決して楽しくはない。
でも輪の中に飛び込んでいってもきっとしんどいんだろうなあ。